転職時には履歴書の書き方も選考に大きく関わってきます。
余り内容が伝わらない、ピンとこない書き方ですと、応募が多い求人などでは書類選考の段階で弾かれてしまう場合もあります。
ですが履歴書に書ける内容は限られており、志望動機を上手く表現するのは難しいもの。
そこで履歴書で志望動機を上手に伝えるポイントを紹介していきます。
履歴書は合ったものを選ぼう
履歴書といっても様々な形式のものがあります。
よくコンビニなどで売られているアルバイトやパート用の履歴書を使用する方もいますが、そういったものですと転職時に伝えたい内容が十分記載できません。
現在は、転職に適した履歴書のテンプレートは、ネットなどを探せば数多くのパターンのものが用意されています。
技術があれば自作してみるものよいでしょう。
ポイントとしては、趣味や特技枠は不要で、志望動機、自己PR部分を詳しく書ける形式のものを選びましょう。
履歴書の形式を変えるだけでも、志望動機はより伝え易くなります。
書く内容を選別しよう
志望動機に、1〜10まで全てを書こうとする人がいますが、余りに内容が長いと一番強く抱いている部分が見えづらくなります。
また長すぎぎると読み手にそもそも内容が伝わりにくくなります。
経歴や職務経歴書などの内容から、ある程度はこれまでやってきたことは読み取れます。
また細かい話は面接内でも伝えられます。
ですので履歴書に志望動機を書く場合は、今回志望した動機の最大のポイントのみをピックアップして簡潔に書きましょう。
動機が複数ある方もいるかとは思いますが、できるだけ1〜2つ程度の動機に纏めるのが良いかと思います。
面接での会話にも繋げられますので、上手く選別してまとめるのが大切になります。
自分の意思を伝えよう
例えば、「御社の事業は素晴らしくそこに関心を抱き〜」、「この仕事に兼ねてから興味があり〜」などといった誰にでも言えそうな志望動機、アバウトな志望動機というのは関心を持ち難いです。
また、どういった動機をもって志望した人物なのか想定もし難く、良い書き方とは言えません。
ですので、できるだけ自分自身の本心の志望動機を書きましょう。
また事業や仕事など大きな枠で書くのではなく、その仕事の○○の部分に○○という理由で関心を持ったなどと、できるだけ掘り下げて具体的に書くのが良いでしょう。
状況によっても変わってくる
例えば、同業でキャリアアップを狙った転職であれば、その点を掘り下げた志望動機が大切になってきます。
逆に異業種や未経験分野の転職であれば、経歴や職務経歴書から志望動機が探れないので、なぜこの職を志望してきたのかを掘り下げて具体的に記載することが大切になってきます。
状況によっても何がベターかは変わってくるので、自分が面接官になり、履歴書や職務経歴書を見た場合どう感じるかをよく考えて書くと、良い内容が練れるかと思います。
志望動機の内容次第で、キャリアや年齢などを覆すことも可能な場合もあります。
志望動機は選考の第一段階となる肝心な部分ですので、よく練って記載することをおすすめします。
もし、自分では志望動機をどう書いていいのか分からないという場合は、転職エージェントのキャリアコンサルタントに相談しましょう。面接のプロですので、あなたの思いを汲み取って、志望動機の適切なアドバイスをしてくれるはずです。
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