面接官が実際に評価した!転職採用3つのポイント

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私は、以前、外資系のコンシューマープロダクトの会社で経理部長をしており、経理部員の採用面接をしていました。私が重視していたのは、次の3点です。
バックオフィス人員の採用を前提とし、また面接時の言葉づかいや、マナーなど一般的なポイントは、ここでは触れません。

【1】チームプレイヤーかどうか?

これは業界、ポジション、必要なスキルを問わず、必須です。
例えば、自分の功績を、しっかり話すのは大事ですが、特にバックオフィス業務の場合、恐らく一人だけで達成したことではありませんよね?

自分の能力の高さに加えて、チームワークがよかったからこその成果だと、バランスよく話せると好印象です。特に人間関係のトラブルを理由に転職する人は、転職理由を説明するときに、説明の仕方を工夫する必要があります。

嘘はすぐにわかりますし、時によっては、調査をしたりもするので、できるだけ正直に、でも、前向きに説明をしてください。
例えば、「人付き合いは、正直言って苦手だが、その分、人の話を聞くことは得意だ」、「つい先走ってしまうが、それは会社にできるだけ早く成果をもたらしたいためです」、「だから裏方の仕事に徹したい」などです。

さらに、その苦手な部分を、どういう風に克服していきたいか、も聞けると、面接官は高く評価します。

【2】顧客の立場で物を考えられるかどうか?

直接の営業職でなくても、例えばシステム部や総務部などでも、お客様はいます。それは、社内の人ということです。

どんなにいい資格や経験も、自己満足で終わっている人の話は、面接官には自慢や趣味にしか聞こえません。自分のバックグラウンドを、お客様に、どういう風に還元してきたか、していきたいかを話してください。

面接の時に、どういう部署や人たちと一緒に仕事をするのか、どういうサービスを提供できるのかをイメージして、受け答えできるとポイントが高いです。この仕事を誰のためにするのか?、したいか?を、面接の場ではっきり話せる人は少ないので、日ごろから考えておくといいでしょう。

たとえば「社員がストレスなく働ける環境作りに、社員教育の面から貢献したい(人事部)」、「社内ユーザーのトラブルを、ユーザーの立場になって考えたい(システム部)」、などでしょうか。

【3】「今すぐ役に立てます」OR「将来、大きくなって見せますか」のどちらか?

これは、会社によって異なりますが、大抵は、すぐに仕事をしてもらえる人を優先します。だから、「引き継ぎなどあるので、採用決定後、入社までに2か月は必要です」というような方は、よほどの人材でなければ、採用しません。

面接のプロセスは、特に外資系の場合、2,3週間、場合によっては数カ月くらい要することもあるので、応募する側としては不公平に思うかもしれませんが、こればかりは仕方ありません。
応募側の自衛策は、普段から、現在の仕事をしっかりとこなし、マニュアル化するなどして、採用決定後の引き継ぎに要する時間を短くしておくことです。

これは、普段の仕事の効率化にもつながるのでお勧めです。
反対に現職にありながら、1−2週間で辞められると言う人も、採用する側としては、「この人は重要な仕事をしていないのだろうか?」と疑問に思うので、その場合の正当な理由づけも忘れないでください。

先ほどお話ししたように、「業務はマニュアル化してあり、私が休暇のときも、困らないようにしてきました。」などは、いい答えです。一方、異業種、異業界転職を目指す場合は、即戦力とは言えないので、その部分をどうカバーするかを伝える必要があります。

漠然としたものではなく、「異業種だからこそのこの経験を、御社のここに活かしたい」と、具体的に話すといいと思います。異業種転職だから、かなりの確率で的外れな答えになるはずですが、かまいません。

大事なのは、そんな風に、仕事に就いてからも、自分が今できることをすぐに生かしていくというスタンスを見せることです。

最後に

いろいろ書きましたが、最後は、お互い気が合いそうか?、一緒に仕事をして楽しそうか?に尽きます。この点は、採用側も応募側も同じです。

だから、面接される側だからと、構えたり、卑屈になる必要はないのです。あなたも「この人(面接官)と仕事をしたら楽しいか」を判断する立場にあると思って、堂々と面接を受けてください。

どうぞ頑張ってくださいね。

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