- 2020-4-23
- 一般転職
転職をきっかけに定時退社できるような会社に就職したいと考えている方もいるでしょう。
ただ転職活動していると、「仕事はすごい魅力的なんだけど、残業がちょっとだけありそう」というケースもあります。
定時退社するために、どんな対策をとればよいか見ていきましょう!
基本的には一個人の意見は受け入れることができない
転職の際にこんなことを言った方はいませんか?
「退社時間ですが、子供を保育園にお迎えに行く時間が決まっているので、毎日定時退社でお願いしたいと考えています。」
特に子持ちのママさんなどは、こういった希望を持っている方も少なくないでしょう。
しかし、こういった意見が通るかというと、残念ながら通らないことのほうが多いです。
パートではそういった希望が通っても、正社員の場合は高い確率で不採用になります。
会社にとっては作業の進み方などが、1年間安定しているわけではありません。
その結果、残業が出てしまうこともあるでしょう。
そういった事情を理解せず、自分の都合だけで毎日定時退社にしてほしいというのはなかなか難しい希望です。
こういった事を面接時に伝えてしまうと、「わがままな人」、「会社のことを考えていない人」などネガティブな印象を与えてしまいます。
不採用となってしまうので発言は控えましょう。
入社後しばらくは我慢する
会社も従業員の勤務歴が長くなってくればそれだけ信頼してきますし、情も湧いてきます。
例えば3年ほど勤めていてその従業員が、「子供のお迎えがあるので定時に上がらせていただいてよろしいですか?」と言えば、OKしてくれる可能性も高まります。
しかし、まだ見ず知らずの働いていない人が「定時で上がらせてください」と言うと、「この人はやる気があるのかな・・・」と会社側は思ってしまいます。
つまり信頼を得るまでは定時で退社したいとは口にせず、できるだけ会社のために尽力すべきです。
ただ、面接時に「子供の生活面のこともあるのであまり遅くまでは残業できないかもしれません」といった予防線を張っておくぐらいであれば問題ないでしょう。
例えば月に10時間程度の残業がある会社であれば、そんなに残業が頻繁に発生する会社ではないので、ある程度融通を利かして時には定時で上がらせてくれることもあるはずです。
逆にそれ以上の残業がある場合は、「定時で上がりたい」という旨を伝えたところで無駄です。
定時で上がりたいという希望がある人は、条件として残業が月20時間以内の仕事を選ぶべきです。
絶対定時で退社したい人は残業ゼロの会社を選ぶ
絶対に定時で上がりたいという人は、そもそも残業が全く発生しない会社を選ぶしかないです。
2016年にインターネット調査会社マーシュが行った残業に関する調査によると、全く残業がないと回答したのは21.3%でした。(全国20代から50代の男女を対象)
割合としては、5社のうち1社は全く残業がないという状況。
決して多くはありませんが、こういった会社もあるので決して無理な条件ではありません。
ただ実際に働いてみたら残業があったというケースもあるので、そういった行き違いがなくなるように転職エージェントなどに相談して決めるのも良いでしょう。
下記ページにて、おすすめの転職エージェントを紹介してますので、参考にどうぞ。
「絶対に残業がない会社に勤めたいです!」と強く希望を伝えれば、これまでの残業実績なども検証し、残業がない会社を紹介してくれるはずです。
また現在は「ノー残業デー」を採用している会社も徐々に増えています。
大企業で36.3%、中小企業で10.6%あります。
こういった残業0への取り組みは、やはり大企業の方が上です。
例えばハローワークで就職活動すると、中小企業の紹介が多く、残業ゼロという希望が通らない可能性もあるので注意してください。
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