就職、転職、結婚、そして女性であれば出産、人生における決断のときはたくさんありますよね。今回はその中でも転職と結婚について考えてみましょう。
転職が結婚のきっかけになるのは、自然の流れ
実は、転職一年目に結婚を考える方は実は少なくないのです。今までの仕事環境であれば考えられなかった結婚生活が突然に現実となって見えはじめることもあるでしょう。
たとえば、今までの職場では残業が多い、通勤に時間がかかる、お給料が少ないなどと結婚に対して前向きになれない理由があったかもしれません。それらの条件が転職活動の後押しをしてくれたのではないでしょうか。
転職によってそれらのマイナス条件がプラスになったときには、大切なパートナーとの未来を考え始めることは人間にとって、自然な流れだといえるからです。この不景気の中で転職活動はとても大変なことなので、それを支えてくれたパートナーに新たに愛情もわき、離したくない大切な相手だと認識できることもあると思います。
女性であれば、独身時代のほうが転職活動はスムーズに進む傾向がありますから、先に仕事を決めてから結婚を考える方がいいのかもしれませんね。
転職をしてすぐに結婚することに対して、会社の反応は?
一方、採用した会社からみれば転職をしてすぐに結婚する従業員のことをどう考えているのでしょうか。「転職して間もない今、新しい仕事に慣れてもいないのに、結婚だなんてまだ早すぎる。」と良い印象を持たない場合が多いのでしょうか。
しかしながら、そのように捉える会社は少ないようです。今の時代、その会社に勤めているからと言って、「一生忠誠をつくしなさい。プライベートを捨てても会社のために働きなさい。」という考え方はあまり一般的ではありません。
与えられた仕事に対して誠実に取り組むのであれば、個人のプライベートなライフステージである結婚や出産は、まったくもって本人たちの自由だといえるでしょう。また、家族を持つことで責任感も芽生えますし、嫌な仕事だからと言って投げ出したり中途半端な取り組みをすることも減ると思います。
立場が人間をつくると言われているように、守るものができた人間はきっといい方向に変わっていくからです。
転職一年目の結婚で、気をつけるべきこととは?
しかしながら、気をつけるべきこともあるようですね。まだ、転職して間もない身ですから、社内の方たちの多くを結婚式に招待しようとするのは避けたほうがいいかもしれません。
ご祝儀目当てだと言われてしまっては今後の仕事にも影響が及びますから。直属の上司や深くかかわるのある一部の方たちだけにしておくほうがいいでしょう。
また、新婚旅行に行きたいからと当然の権利として長い休暇を取るのもタブーですね。
新卒ではないとしても転職してきた先では、やはり新人です。
仕事を覚えるまでは一人前だとは言えないかもしれません。結婚するならば、たくさんの人に祝福されたいですよね。
転職一年目の結婚は必ずしも悪いことではありません。しかしながら、周囲の先輩従業員たちに気を遣うことも忘れてはいけないのかもしれませんね。
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