- 2020-5-8
- 一般転職
ここでは転職活動する時、いくらぐらい貯金しておくべきか紹介します。
1人暮らし、実家暮らし、奥さんや子供と暮らしている人など様々な状況が考えられます。
家庭環境によって出費も異なるので、どのぐらい貯金しておけば良いかは、一概に言いにくいものです。
ただ転職活動にかかる費用は、どんな人でもだいたい似たようなものです。
そこから必要最低限どれぐらいの貯金があったほうが良いか紹介していきましょう！
転職活動でどれぐらいお金を使うの？
リクナビNEXTで、「転職活動でいくら使いましたか？」というアンケートがあります。
その結果で最も多かったのは、20万円未満で38.6％。
やはり収入がありませんから、費用もできるだけ抑えたいという結果から20万円以内で収まっている人が多いことがわかりました。
ただこの調査結果は、家賃が発生していない人も含まれると想定されます。
家賃があるのに20万円未満はおそらく無理でしょう。
例えば家賃で8万円のところに住んでいれば、2ヶ月転職活動している間にも16万円、その他生活費や光熱費などもかかると考えると、20万円は明らかに超えます。
注目すべきは、全体の平均支出は54万円という数字でしょう。
この平均の支出を考えると、貯金は100万ぐらいないと、落ち着いた生活はできないのではないでしょうか。
転職活動はどれぐらい続く？
リクナビNEXTの調査によると、「転職活動にかかった期間は？」という質問に63％の人が「2ヶ月以上かかった」と回答しています。
長い人では4ヶ月以上という方もいますが、平均では2ヶ月から3ヶ月といったところ。
家賃や生活費などは収入がなくても引き続き費用がかかるものですから、そういったお金を考慮した貯金が必要になってきます。
すぐに転職先が決まれば、貯金がなくてもそこまで影響は出ないでしょう。
ただ、いつ頃内定がもらえるかは、自分では未知な部分。
そう考えると、家計のやりくりは全て自分次第という場合は、数十万円の貯金ではかなりリスクが高い状況といえます。
転職活動は普段以上にお金が必要！？
転職活動は仕事をしている時以上に支出が多いです。
例えば交通費。
普段の通勤は交通費が出る会社が多いはずです
しかし、転職活動の場面ではほとんど自費。
時折、面接で交通費を支給してくれる会社もありますが、一切支払いのない会社も多いです。
そして転職活動に要するスーツ代や履歴書代、その他資料を集める書籍やインターネット代もプラスされる可能性が高いです。
普段の生活が毎月20万円ぐらいかかっていたなら、転職活動中は25万円ぐらいかかると思っていた方が良いでしょう。
「転職活動は在職中が良い」と言われる要因は、こういった資金面の要素が大きいです。
転職だけでなく、生活面にも頭を悩まされる事態になってしまうかもしれません。
1人暮らしの場合は十分な貯金を用意
奥さんが働いている、あるいは実家に住んでいるという場合は多少支援を受けられる環境が整っていますね。
しかし、1人暮らしの場合は本当に負担が大きいです。
離職中は失業保険の受給申請を受けて、多少の援助が受けられますが、それも短い人だと3ヶ月程度しか給付金を受けられません。
いつまでもそういったお金に頼ってはいられないので、離職期間中は貯金が大切です。
最低限100万円ほどの貯金がある状況が望ましいです。
仕事をしている時でも、1ヶ月どれだけの生活費がかかっていたのかということは、改めて計上しておいた方が良いでしょう。
その生活費×6か月分ぐらいは、事前に準備しておきましょう。
貯金が少ないのにも関わらず、退職して転職活動しているなら1、2ヶ月で決めるぐらいの心意気が必要です。
参考リンク
転職活動におすすめの転職エージェントを下記ページにて紹介してますので、参考にどうぞ。
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